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  これオモシレー!

 ちなみに俺は土井さんが一番好きです.


 すっかり遠のいていた音楽レビューだけど,これだけはスルーできない.長い間待った甲斐がありました!

 約3年半ぶりとなる信近エリの2nd アルバム.大沢伸一プロデュースから離れてダンストラックではなくなり,歌声をじっくり聞かせる構成になった.

 大沢伸一に惹かれて聞き始めたシンガーだけれど,正直今作の方が信近エリの良さをストーレトに表現できていると思う.というか,優しく,切なくて力強い,こんな歌声を表現できるシンガーは日本に他にいないと思う.

 オススメトラックは''Melody'' と ''タシカナモノ''.普段音楽を聴くときはあんまり歌詞は意識して聞かないんだけど,歌詞カード読んでるだけでもちょっと感動するくらい言葉が美しい.

 全曲試聴




スカイ・クロラ / 監督;押井 守,主演;加瀬 亮,菊池凛子,谷原章介,栗山千明

 ''攻殻''や''イノセンス''と比べるとわかり易い押井作品だったと思う.ただ,世界観がぼんやりと見えてくるのが割と後半であり,しかも全ての事柄に説明があるわけでなく「その点は,よくわからない」というコトを残したまま話は終わっていくので,何らかの先入観を持った状態で見ると混乱するかもしれない.

 この世界では,戦争はショーとしてのみ行われているという設定らしい.しかし俺個人としては,「戦争に全く関係ない人々と,戦争にのみ関わり生きていく人々(キルドレ)」という二極化が生じているという点で,ショーというよりむしろ「完全傭兵制」とでもいった非常に合理的な戦争のスタイルが確立された世界を見ている気がした.「戦争の合理化」という意味では,未来の世界を創造する上で非常にリアルだと思う.

 戦闘機のリアルさとかはよくわからない(後ろにプロペラがついてる戦闘機なんて実在するの?).しかし「生きる,とは何か」という,よくあるけれど難しいテーマを真摯に描こうという姿勢が感じられ,素直に見られた.解釈は人それぞれあると思うが,「命は限りあるからこそはかなく,美しい.限りあるからこそ,人は一生懸命に生きようとする」という(まあこれもよくある)自分なりの感想を持てただけども,見てよかったと思えた.

 ただね!凛子の演技がヒドい!加瀬亮もなかなかヒドい!アニメに俳優を使う意味って全くないよね.やっぱりプロの声優に任せておくのが一番いいと思う.


 気持ち悪い…こんな気持ち悪い映画は初めて見た.

 研究が一段落したので,酒でも飲みながらゆっくり見ようと思ったら…テンション下がっちゃった!


 「バットマン・ビギンズ」の続編に当たる,シリアス系のアメコミヒーローもの.

 と思っていたら大違い.暗い!重い!そして物凄く引き込まれる.

 ヒース・レジャー演じるジョーカーのイカれ具合がヤバイ.彼の仕掛ける悪魔的トリックはまるで「ソード・フィッシュ」のようなクライムアクション張りの派手さと狡猾さを兼ね備えていて,またバットマンを幾度となく追い詰め,苦悩させる二者択一の殺人ゲームは「ボーン・コレクター」のようなサイコスリラー映画にも匹敵する焦燥感をもたらす.

 前作を見た人も,そうでない人にもオススメできる一本.ただし,普通のアメコミヒーローものに期待するような爽快感は,一切ありません.

 あと,クラブでバットマンがマフィアをシバくシーンで,バックにBoom Boom Satellites の ''Scattrein' Monkey'' がかかってる!


アフタースクール (角川文庫 ゆ 8-2)
アフタースクール

 リンクはノベライズだけど,映画の話ね.

 すごく面白かった.コミカルな要素はもちろんのこと,ノンバイオレンスでこんなにハラハラドキドキさせる脚本は見事.オチの後味も良い.


臨死!!江古田ちゃん 3 (3) (アフタヌーンKC)
臨死!!江古田ちゃん (3) / 瀧波 ユカリ

 心待ちにしてました.


I Am Legend
I Am Legend

 犬の演技力がスゴイ.犬が健気.あと犬がかわいい.

 それ以外はフツーのゾンビ映画.


エクスマキナ -APPLESEED SAGA- スタンダード・エディション
EX MACHINA -APPLESEED SAGA- スタンダード・エディション

 アツい.究極の映像美と一級品の音楽は芸術の域に達している.つい何度も同じシーンを繰り返して見てしまう映画はMATRIX以来.ストーリーはまあ普通ですけど.ラスボスは小林幸子


 記事はまとめてもよかったんだけど,一応ジャンル分けしてるから…

人間失格 (集英社文庫)
人間失格 (集英社文庫) / 太宰 治

 他の本を買うついでに,表紙が気になってしかも薄くて安かったから,たまには古典でも読むかと思って手に取った.

 ヤバイ.太宰マジヤバイ.太宰もまさか76歳年下に「ヤバイ」と賞されるとは思ってもなかったろうけど.
 早熟な中高生なんかは既にこの作品くらいは読んでると思うけど,俺はこの歳でこの作品に出会ってよかったと感じる.この作品のどこにそんなに強烈に惹かれるのか説明しろと言われたらかなり難しいけど,虚構を見破られて滅んでいく様や,自分の弱さ,痛々しさを手記の形でさらけ出していく様に惹かれるのは,俺もまた日本人的な「滅びの美学」みたいなものを心のどこかに持っているせいなのかもしれない.まあ簡単に言ったら,ネクラのドMだからってことですか?


斜陽
斜陽 / 太宰 治

 太宰マジヤバイ.っていうか「メロス」とかの安定した頃じゃなくて後期のヤバイ感じの太宰がヤバイ.この「斜陽」はまさに「滅びの美学」を詰め込んだ作品.
 どうしようもない「滅び」に陥ったときにどうするのか.それを静かに受け入れるのか,既成概念や道徳を捨てて「恋と革命のために」生きるのか,厳しい自己批評の末に自ら幕を閉じるのか,それともひたすら死ぬ気で酒を飲むのか.滅びの中に身を置く登場人物たちの選択は,どれが正しいでも間違っているでもなく,ただ自らの美学のみに基づいているのだと思う.俺もそんな美学持った人間になりたい.あー俺やっぱネクラのドMの上にプライドの高いナルシストやわ.恥の多い生涯やわ.モルヒネでも買いに行こうか.

 「学問とは虚栄の別名である.人間が人間でなくなろうとする努力である」というセリフに妙にドキッとします.