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 千葉大学様が研究費を40万円もホジョしてくれるというので,冬のAGU@California, USAに参加できる可能性が一気に高まった!マジ千葉大学様太っ腹やわ.日本一.

 学会は12月なのに要旨の締め切りが9月3日という気の早さ.しかも参加費はVISAかマスターカードで払えと.俺のんJCB.マジJCB終わってるわ.

 しかも逆に考えると,40万もの研究費を年度内に使い切るには,申請書に書いた通りにAGU行くしかないんですよね…他に思い当たる国際学会ないし…9月3日までに何かをデッチ挙げないといけないんですよね…

 う〜ん…

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 困ったニャーン!


 いろいろ考えたんですけど,やっぱり千葉大に進学するのやめました.

 まあ下宿はすでに千葉に取ってしまったんですけど…

 ちょっとしばらく一人になって,今後のことを考えていかねばなりません.































 

 そういえば今日は4月1日ですね.


 あと3週間で解放される…

 というわけで,酒を断ちました.k井君に言われたけども,○○○ーは勃ち断ちません.

 毎日毎日,論文書いて,スライド作って,ダメ出しされての繰り返しですが,それなりに楽しくやってるのは,まあ周囲の人々に恵まれているからだと思う.

 某,T田君が,「修論は自問自答のくり返しだ」と言っていたけど,その通りだと思う.きっと書きあがったものを見ても,100 %の満足なんて得られないだろう.あとアレもやっておけばよかった,という気持ちはきっと付きまとう.

 けどまあ,アレだ.決められた期間の中でどこまでのものを作れるか,というのも,社会に出て必要とされる能力の一つだと思う.3週間後に気持ちよく酔っ払えるように,ギリギリまで足掻いてやろうではないか.


・中国の免税店にpeaceがなかったので断念した.関空で買っておけばよかった.

・機体不具合で飛行機が2時間遅れた.

・日本に帰ったら元の価値が暴落してた(1元=16→12円!).免税店でキャビンでもなんでもいいから買っておけばよかった.


 空港のお姉さんが「こんにちは〜」とか,「ニイハオ」とか声かけてくれんのやけど,俺の時だけ黙った!

アイアムジャパニーズ,プリーズ!

免税店でタバコが奇跡としかいいようのない安さだったので,忘れず買って帰ろう.


 「熊が出る前には,凄まじい獣臭がする」とよく言われますよね.

 したんですよ,獣臭…

 1日のチョーサを終えて,まさに車に乗り込んで帰ろうとしたその時.あ,これが噂のアレかと.

 こっちは車なんで,いざとなれば撥ね飛ばせばいいと思って安心するも,まあやっぱりちょっと怖いんで,窓閉めますよね.するとどうも,臭いが強くなるじゃないですか.

 え,マジで!?窓閉めても臭うくらい近いの? とか思ったら,どうも車の助手席が臭い.え? タヌキとかイタチ的なオチ?


 まあ俺の洗濯物(4日分)が獣臭かった的なオチなんですけどね.


 荘川でチョーサ開始.今日から.

 久しぶりの車の運転にビビる.荘川の涼しさにビビる.桜香の湯のプチリフォームにビビる.コンビニの相変わらずの遠さにはビビらない.


 ブラボー証券の面々(とくに4).

 このCMの面白さがわからんとか(ましてCM自体を知らないとか),ホンット,ダメだわ,お前ら!


 調査地に温泉があるかどうかは非常に重要.夏場はベトつく体を早くなんとかしたいし,冬場や雨の日は冷えきった心と体を早くなんとかしないと死ぬ,リアルに.

 荘川の温泉はちょっと高いが非常にいい.タオルも貸し出しだしシャンプーも高級品だし,なにより番頭のお兄さん(元ヤン)がとってもいい人なのです.

 今日はやたらマッチョなおじいちゃんを見た.かなり歳いってるだけあって痩せギスなのに,腹筋が6つのブロックに分かれていた.あんなおじいちゃんになりたい.地質学とスキーを続けていったらなれるやろか.うちの研究室の先生方もみんなとんでもないマッチョだけど,どちらかといえばデ○マッチョだもの…

 あ,チョーサは順調です.


 そう.歩くしかないやんけ.

 俺は財布と携帯,そして今はただの鉄塊と化したvivioのキーだけを手に林道を歩き始める.林道は草が生い茂り,舗装など一切されていない道は穴ぼこだらけだ.まだ日没まで時間があるのにも関わらず,まるで曇天であるかのように暗く陰鬱な道をただただ歩く.

 20分後,はやくも泣きそうになる.調査で酷使した足腰はすでに限界.もうだめだ.こんだけ歩いてまだこんなとこかよ.きっと俺はここで死ぬんだ.せめてこのフィールドノートだけでも…

 そのとき林道の分かれ道から,白い物体が高速でかけ降りてくるのに気付いた.軽トラだ! マジ助かった! 村上春樹的に言うならあの白い軽トラは天使のメタファーとかなんかそんな感じや! 俺は手を振りながら軽トラに向かって全力で駆ける.おっちゃん助けて! ドライバの顔は見えないがどうせおっちゃんに決まってる.

 「バッテリー上がってまったか! そーら大変だ.俺も今から山降りるで乗ってきゃー.ガソリンスタンドまで送ってったるで〜(岐阜弁)」

 俺は天使とはほど遠い出で立ちのおっちゃんに助けられ,どうにかスタンドまで行き着くことができた.スタンドのおっちゃん(上述のおっちゃんとは別)に事情を話すと,おっちゃんは「うわぁ」と一言だけ漏らし,なんかの機械とケーブルを昭和シェルのマークが塗装された軽トラの荷台に乗せた.昭和シェル…そういえば俺はここに貝化石の調査をしに来たのだ.そこには何の関連もない.しかしそのマークは,ただガソリンスタンドを示す記号としてではなく,何かの象徴であるかのように鈍く光っていた.

 そして再び林道へと向かう.1日に町とフィールドを2往復するなどなかなかあることではない.

 「京都大学? じゃあM岡の弟子か.俺はあいつが学生の頃から知っとる.」

 スタンドのおっちゃんは慣れきったハンドル捌きで林道をぶっとばしながら言う.なぜスタンドのおっちゃんまでうちの師匠の事を…? そして俺はきっとおっちゃんに「M岡の弟子のドジっ子」と認識された事だろう.もし俺が将来,自分の弟子をこのフィールドに送り込むような事があれば,

 「山下の弟子か〜俺はあいつが学生の頃から知っとる.ドジっ子だった事も知っとる.」

 みたいな事になるのだろうか…あああっ!

 いろんな意味でバッテリが切れてしまった俺を乗せた昭和シェルの軽トラは,尾上郷の闇に静かに吸い込まれていった.