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  卒論,修論生に触発されてか,俺も論文の執筆をゴリゴリと進めています.「やっぱ1年前の今頃と比べて表現が出てこなくなってるな〜なまってるな〜」と思いつつも,執筆のペースがまずまず上昇しているのは,成長の証か.

 自分の論文を書いたり,後輩の論文の赤ペン先生をしていたりすると,やはり研究はペーパーとしてまとめて初めて完成するものだなということを実感する.わかっているつもりでも,文章として書き起こすと粗が目立ったり,間違いに気付いたりすることは極めて多い.

 そして何より,自分の研究してきた内容は第三者からの評価や批判を受けて初めて価値が生まれるのだと思う.

 少し前にコーヒーのCMで,福山雅治がでてきて「他人の評価って,そんなに大事?」って問うシーンがあったけど,俺は声を大にして

 「いや,そりゃむちゃくちゃ大事でしょ」

と答えたい.もちろん,福山先生のことは大好きなんですけど.

評価は他人がしないと意味がない.自分のやってきたことが人から褒められるとかそういうことではなくて,純粋に他の研究者にほんの少しでもインスピレーションを与えたり,あるいは反対意見を食らって考え直してみたり,そういう果てしない議論の末にサイエンスは進んで行くんだと思う.

 なんか気分が盛り上がって,熱く語ってしまって少し恥ずかしくなったところで家に帰ります.


  最近はAGUで発表した内容をさらにパワアープ(複雑化?)させて,どこぞの国際誌に投稿しようと目論んでいます.粒度データに対して様々な統計処理をかけるんだけど,その時に非常にお世話になっているフリーソフトをメモ.

R: アルファベット一文字という潔い名前が良い.統計解析に関しては大概何でもできる.非常に普及している統計ソフトなので,賢い人々が様々なプログラムやパッケージを開発している.俺はアホみたいな顔してそれを使うだけで,素敵なデータが得られちゃう(もちろん内容を理解するのにそれなりに勉強はしてるけど…).PCA,クラスター解析,クリギングに使用.

Graph R: 上述のモノと名前が似ていて,タスクバー上でよく間違える.機能は3次元グラフを書く.それだけ.ただ操作がめちゃくちゃ簡単で直観的なので,Rのコマンドでぐだぐだするよりは,Rで作成した行列をこれぶち込んでグラフ化する方が速い.

Scilab: Matlabのパチモンフリー版みたいなモノ.使い方を覚えようと思ったが,ベクトル空間の描写方法がわからず断念.これだけはMatlab(linux版)を利用している.


 一昔前まで,「数字?統計?プログラミング?ムリ〜!」みたいな感じだったが,いまではすっかり得意です.というわけでは全くなく,数字には相変わらず弱いし,必死で書いたプログラムも得意な人からみたら鼻くそみたいな出来だと思う.でもまあ,論文や教科書必死に読んだり,実際に手を動かしているうちにどうにかツールとしては理解できるようになってきた.何事も挑戦でありますなぁ.


 やっとこさデターッ!

 しかしプレゼンの時間がアレです.10分近くオーバーしそうな予感です.


 2月にSed. Geol. (Elsevier) に投稿した論文がようやく(一応)通りました!長かった…

 まあ正確には,「あとココとココだけ,ちょっとだけ直してね.そしたら通してあげるね」っていう状態なんだけど.

 そしてこれに対する返答の期限が…なんと3週間!ぬーん!

 俺,あと5週間くらいで修士論文(この論文とは全くの別テーマ.時間軸にして約1.5億年離れたテーマ)の提出期限なんですけど…

 ぬーん…

 エディターに「アイム,修論がヤバイので,デッドラインをアレしてください」ってメールしたらなんとかならないかな…


 日本地質学会…

 もうちょっと,なんとかならんのか!

 地質マンガ 生跡(せいこん)


 そうしたらパンをやる.ルイス・サッカーの「穴」



 「トレンチ調査」と言えば格好良いけど,まあ穴掘りです.

 大分県の中津干潟に行ってきました.大阪市立自然史博物館の先生に連れられて.タダで.お礼に宣伝しときます.特別展開催中です.あと,良い本出てます.写真はN条先生.

 たった2人でこんだけの穴を掘るのはしんどい!腰が抜けるかと思った.しかも,干潟というよりはむしろビーチのような波も高い場所なのに泥が溜まっているという奇妙なセッティングなので(まあ,だから調査するんだけども)堀るのが恐ろしくしんどい.

 学術的おもしろさはここに書いても仕方ないので割愛.とりあえず奇跡的に天気が良くて良かった!また黒くなりました.



 シオマネキ.


 日本堆積学会@弘前大学,行ってきました.

 まあ,初のオーラル発表だからってビビる俺ではないです.はじめて飛行機に1人で乗るからってビビる俺ではないです.

 伊丹空港行きの電車でも,早速乗換えを華麗にスルー.まあこんなこともあろうかと,家めっちゃ早く出てきてます.携帯にも「駅すぱあと」入ってます.華麗にオプションルート検索.手に汗がアレしてるのは春の陽気のせいです. 



 余裕で空港到着.若干,手続きの仕方が分からない気もしたが,華麗にスルー.便所でS本のおじさんと会う.



 飛行ってホントに飛ぶんだと感動.降りるときになってY口さんと同じ便だったことに気づく.





 弘前城でY口さんとデート.ドキドキした.



 次の日,発表.会場広すぎる.スクリーンでかすぎる.時間を持て余し気味だったので,その分質問いっぱいきた.頭が真っ白になり,ごくありきたりの質問を華麗にスルー.会場のN条先生から助け舟が出る.
 まあでも,「発表は上手かったよ」とT村さんからちょっと褒められたのでヨシとしよう.

 弘前はとてもいい町でした.堆積学会もいい雰囲気だった.はるばる遠くまで行った甲斐があった.でも次は正直,もうちょい近場がいい.




 琵琶湖でコア掘ってると聞いたので,見に行った.



 掘りあがったコア.これを後ろからピストンで押し出す.



 …出ませんね.…出ないね.

 コアバレルの台座への固定が甘く,バレル内にはギッチリとセディメントが詰まっているため,後ろからピストンで押すと中身が押し出されずにコアバレルごと引き擦られてしまう.あまりに便秘が酷くて,ムリにきばったら脱腸したみたいなそんな感じ(最悪).



 それでもまあなんやかんやで上手いこといきました.左の方の白っぽいトコ,火山灰.


 研究の規模が大きくなり,携わる人が増えるほど,利点と面倒な点とが両方同じくらいの勢いで増えていくものだなというコトが分かった.将来こうした大掛かりなプロジェクトに携わる機会があるかどうかはわからないが,今ほど気ままに自分のペースで研究できるのは修士,博士の間だけだろうと思う.まあ今のうちにいろんなところに首突っ込んで,せいぜい自由に研究させていただくとしよう.


 ガクシンの書類,書いてます.

 なにコレ.修論がどう転ぶかも未定なのに,D論の計画(きっちり3年分)なんて書けるわけないだろう…

 そして何よりシンドイのは「自己評価」.自分の長所,研究者を志した動機,理想とする研究者像を書かなければならない.つまりは「俺,サイコー」的文章を.「俺は集中力があって忍耐強くて計画性もあって,社会貢献できる大科学者になる得る人材です」的文章を書いて,自分で読み返して赤面!ああっ…!このコかわいそうなコやで!ザ・勘違い君やわ!


 ここ最近ずっともやもやしていることがあって,日記にでも書いてみればスッキリするかなと思ったけれど結局上手く書けずじまいだった.

 ただ例えるなら,「スキーがいまどき流行らないこと」と「自分がスキーヤーであること」との関係に近いと思う.まあ,意味わかんないですよね.おそらく周りが全員ボーダーでも,雪山とリフトと道具さえあれば俺はスキーを続けていくと思う.だって俺,スキーヤーだもの.

 だからまあ今後どうなるかわかんなくても,紙とペンとハンマーがあるなら,それを使ってできることを最大限やっていこうと思う.意味があるのかないのか,役立つのかどうかということとは全く無関係に,純粋にプライドという名の自己満足のために.だって俺,地質屋だもの.